■内容 「かんぱーい!」 4人の声が居酒屋の個室に響く。 今夜は大学の知り合いと4人で飲むことになっていた。 といっても、普通の飲み会ではなく、男男女女での飲み会。 つまりは、合コンというやつだ。 他愛のない話で盛り上がり、お酒もどんどん進んできたら……ノリでアレをやっちゃう流れになっちゃいますよね? 「盛り上がってきたところで、王様ゲームー! どんどんぱふぱふー!」 「いえーい!」 「お、王様ゲーム……?」 「おっ、いいじゃんいいじゃーん!」 酒の力とその場のノリも手伝って、もちろん王様ゲームには全員参加! 女の子たちに割りバシでクジの準備をしてもらっている間に、もう一人の男と作戦会議のためにトイレへと向かう。 「先輩、ぶっちゃけ、今日オレってば金ないんすよね。なんで、奢ってくれると嬉しいなーとか」 「マジかよ。お前さ、いい加減にしろよな。この前だって貸しただろ?」 「ま、ま、ま、ま、そこで! 先輩に提案なんスけど……」 彼が持ちかけてきたのは、王様ゲームでのウマそうなお話。 上手く立ち回り、あなたを王様にしてくれるという。 「は? 本当にそんなことできるのかよ?」 「まっかせてくださいよー! オレっちは合コンのプロっすよ! この方法で、今まで何人もオイシクいただいてきてますしー」 「……じゃあ」 半信半疑ながらも、あなたは後輩でもある彼の提案に乗ることにした。 そんなこんなで…… さぁ、淫らで楽しい王様ゲームをはじめよう。
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