考古学者として世界を飛び回る父親を持つ月川佳祐は、幼少期に父親から貰ったネックレスを無くしてしまった夜、金縛りにあったまま、悪魔の格好をした義妹の紗紀に襲われてしまう夢を見る。大事に育ててきた紗紀を夢の中でも妄想してしまったことに罪悪感を持つ佳祐は、一緒に学園の民族研究会に所属している同級生の真鍋理璃に知られ、理璃と紗紀の正体が淫魔・サキュバスだということを明かされる。魔除けのネックレスを無くした佳祐は、理璃にも身体の動きを封じられ、精液を搾り取られてしまう。ネックレスによって長い間魔力を封じられていた紗紀は、別人格のサキとなって浴室にいる佳祐を再び襲い、紗紀の中で一緒に育っていった佳祐への思いを告げ、魔力が尽きるほど行為に夢中になる。愛する妹の変貌に戸惑う佳祐の前に、さらなるトラブルが巻き起こる…。義妹の別人格が分裂し、妹が二人になってしまった主人公の月川佳祐は、妹の月川紗紀とサキ(紗紀の分裂体)と、同級生の真鍋理璃(サキュバス)と一緒に海水浴へ来ている。佳祐と血が繋がっていないことを初めて知る紗紀は、封印されていたサキの気持ちを思いやる。岩陰で二人きりになった紗紀と佳祐。そこで紗紀は、サキと人格が変わっていた時の行為を自分にもして欲しいとせがみ、佳祐は紗紀を受け入れる。その夜、露天風呂に入る佳祐を襲う紗紀とサキと理璃。元々性欲が強いサキュバスたちと、その影響を受け、淫乱の素質を持つ紗紀は大好きな佳祐に種付けを迫る。三人を同じように愛せないと迷う佳祐は、幼い頃から変わらない笑顔の妹たちに、ひとつの答えを出す。